9/1(水)
"純粋な自分(あるいは、本来の自分)"がまあるい形をしているとして、
それに成長するにつれて不要な物をどんどん張り付けて
でこぼこの物体にしているのは、それもまた自分。
張り付けているのは何かというと、例えば
エゴ、執着心、嫉妬、不安、罪悪感、疑い、憎しみ、焦り、怒り、など。
多くの人が、でこぼこした物体を"自分"だと思い込んでいるけど
その張り付いた凹凸と、中心にあるまあるい自分は、別物。
凸凹を取り外して本来の自分に戻っていく作業を、ヨガではしている。
何か目標があるとき、
きれいな丸い形の球は、すこし前へ押しただけで
すーっとまっすぐ目標に向かって走り出す。
それがでこぼこした物体だったら、前に押しても
右にごろん、左にごろん、とすぐに止まってしまって
なかなか目標へ近づかない。
だから、でこぼこは取り外していく必要があるのだ。
やっかいなのは、そのでこぼこをどんどん大きくしたり
数を増やしたりしてしまうのが人間の習性だということ。(笑)
そして、でこぼこした状態が心地よくなって気に入ってしまうのだ。
だからこそ、ひとつひとつのでこぼこに気付きを持って、
せっせと毎日取り外す清掃作業をしないといけない。
まあるい、本来の自分に戻れた時、
今まで感じた事のない、そして永遠に続く幸福感に満たされると
清掃作業を実践した先人たちは伝えてくれている。
だったら私たちも実践していこう!
でこぼこは無限に出てくるけれど、
減らしていくことはできるはず☆
そして新しく張り付ける作業をやめていこう。